PAGE TOP

10月26日(木) 15:00~16:30

新しい市場・顧客づくり
〜東京・台東のものづくりの魅力発信法〜

神戸国際大学経済学部教授 中村 智彦 氏

「爆買い」ブームも一段落し、日本を訪れる外国人が求めるのは、日本でしか見ることができないもの、食べることができないもの、体験することができないもの、そして、手に入れることができないものになっています。そして、こうした傾向は日本人の若い世代にも広がりつつあります。
台東区の地場産品、伝統工芸品にとっては大きく新しいチャンスとなります。今回は、そんな流れの中で経営者はどのように考えるべきかをお話しいたします。

大阪府立産業開発研究所などを経て現職。専門は中小企業論と地域経済論(製造業・商店街問題・企業誘致・自治体による産業支援など)で、中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトにも数多く参画する。現在、東京都北区産業振興ビジョン策定委員会副委員長、山形県川西町総合計画アドバイザー、愛知県「愛知ブランド」評価委員。山形県川西町が上野桜木町会などの協力を得て、台東区の「上野桜木あたり」を会場にし毎年12月に開催している「山形かわにし豆の展示会」のコーディネーターも務めている。

 

 

10月27日(金) 13:00~14:30

五輪で飛躍
ジャポニズム産業の核は下町にあり

経済評論家 西村 晃 氏

前回の五輪は渋谷や新宿の活性化をもたらしましたが、今回の五輪はズバリ山の手から川の手へ。台東区を中心にした、下町文化をいかにして産業として取り込むかが課題です。今後の日本の道筋を地元台東区を例に引きながら説明します。

1956年、東京生まれ。NHKにてNHKスペシャルなどの番組制作に携わる。その後テレビ東京に移籍し、経済担当解説委員、ワールドビジネスサテライトのキャスター、編集責任者などを歴任し、経済評論家として独立。マーケティングの第一人者としての評価は高く、著作は80冊以上、講演数は通算4,000回を数える。豊富な取材と分かりやすい解説で講演は人気を集めている。

 

台東区は、江戸時代から脈々と受け継がれてきた伝統工芸産業が盛んで、東京都が指定する伝統工芸品40品目のうち26品目が台東区内で製造されています。
台東区民会館8階の伝統工芸品製作実演コーナーでは、ご覧の6名の職人の方々が実際に製品を製作している様子をご覧いただけます。間近で見て、言葉を交わして職人の「技」を体感してみてください。

東京桐たんす  片山 晴美氏

すべて手作りのため、お客様のご希望の寸法・引出しの数など、きめ細やかにお応えします。また、古いたんすの更生も承っています。一棹(ひとさお)一棹、心を込めて仕上げます。

片山桐箪笥店

〒110-0012 東京都台東区竜泉1-18-3
TEL:03-3873-3888 FAX:03-3873-3888
 

東京銀器  上川 善嗣 氏

当工房では、現代の名工である師匠の上川宗照と伝統工芸一家が親切丁寧に教える体験教室を行っております。個人・グループ問わず、お気軽にお問い合わせください。

日伸貴金属

〒111-0055 東京都台東区三筋1-3-13 伊藤ビル1階
TEL:03-5687-5585 FAX:03-5687-5679
URL:www.nisshin-kikinzoku.com

江戸すだれ  田中 耕太朗 氏

明治時代から続く製簾所です。ほとんどは直接注文なので、発注者の要望に応じて製作に取り掛かります。一般の見学のほか、修学旅行生の体験受け入れも行い、江戸から受け継がれる伝統を広く伝え続けています。

田中製簾所

〒111-0031 東京都台東区千束1-18-6
TEL:03-3873-4653 FAX:03-3874-0746
URL:www.handicrafts.co.jp/

袋物  藤井 直行 氏

江戸の文化を袋物製作によって守るべく、精進しております。伝統技法の木型を用いた煙草入れの製作やお名入れも出来る巾着袋、手ぬぐいで作る提げ袋などをお誂えにてお造りいたしております。なお、記念品など向けにオリジナルロゴ入れも承ります。

藤井袋物

〒111-0054 東京都台東区鳥越1-17-5
TEL:03-5820-3987 FAX:03-5820-3988
URL:http://www.saifuya.com//

銅器  星野 保 氏

大正13年創業の銅器専門店です。特に卵焼鍋・天ぷら鍋・急須・やかん・コップ・フライパンなどは人気がある商品です。すべて自家製の品物です。工房ではペン立て作りもできます。

銅銀銅器店

〒111-0032 東京都台東区浅草4-22-10
TEL:03-3872-7328 FAX:03-3872-7361
 

江戸指物  茂上 豊 氏

金釘を1本も使わず、板と棒を組むだけで仕上げ、それでいて繊細かつ堅牢、そして江戸の美意識がうかがえる和家具、江戸指物。古くからの伝統的製法を受け継ぎながらも、形態を時代の生活様式に合わせる柔軟性を持ち、和室はもちろん洋間に置いても違和感を覚えない作品を製作しています。

茂上工芸

〒111-0051 東京都台東区蔵前4-37-10
TEL:03-3851-6540 FAX:03-3851-0750
URL:sasimono.ciao.jp/

ワークショップエリアでは産業フェアに出展している企業や、毎年5月に台東区南部・徒蔵エリア(御徒町・蔵前・浅草橋地域)で開催される「モノマチ」に参加している企業等によるワークショップを実施します。
事前申込受付中のワークショップもございますので、ご興味のある方はお申し込みください。また、当日会場にお越しいただいてすぐに参加できるメニューもありますので、ぜひお気軽に会場へお越しください。

台東区民会館8階 ワークショップエリアで実施

実施日時

①10月26日13時~15時   当日受付可
②10月27日13時~15時

オリジナルトートと缶バッジを作ろう!
ユーロポート株式会社

体験内容:カッティングマシンでアイロンシートのカット、缶バッジの作成
所要時間:10分
料金:500円/名
実施日時

①10月26日13時~17時   当日受付可
②10月27日13時~17時 

レザーアイテムワークショップ
カチクラ 財布の街

体験内容:断済みの革に『版押し』『ホック打ち』などの工程を体験していただく革小物づくり体験。
三角ポーチ・キーホルダー・コードクリップの3型をご用意しております。
※お時間に余裕のある方は『ネン引き』『コバ磨き』『コバ塗』の工程も体験していただけます。
所要時間:10分~ (追加の作業により40分程かかる場合もあります)
料金:三角ポーチ ¥1,000、
キーホルダー ¥800、コードクリップ ¥500

 

実施日時

10月26日13時~17時   当日受付可

ビジネスシーンで使える革小物
『携帯靴べら&コインケース』
靴づくり屋chisaka

体験内容:ビジネスシーンでも使える革小物のワークショップ。靴べらは携帯しやすい小ぶりなサイズでありながら、素材は使い込むほどに味が出る本格的な真鍮とベジタブルレザー。
コインケースは小銭のほか、SDカードなどのパソコン周辺機器や、ジュエリーケースとしても使えます。
所要時間:靴べら 約30分、コインケース 約15分
料金:靴べら 2,000円、コインケース 1,000円
実施日時

10月26日13時~17時   当日受付可

くるみボタンを作ろう!
有限会社ファッションメイト片岡

体験内容:お好きな生地をお選び頂き、くるみボタンのブローチかヘアゴムを作る製作体験です。
所要時間:5~15分
料金:500円/名

 

実施日時

10月27日13時~17時   当日受付可

ハーブとアロマのシャンプーワークショップ
株式会社タマ美容化学

体験内容①:タマ美容化学オリジナルシャンプーに、お客様のお好みでアロマを混ぜていただき、香りや効能をオーダーメイドできるワークショップです。
体験内容②:ハーブと塩とアロマで作るモイストポプリワークショップ。
所要時間:15~30分
料金:1,000~1,500円/名
実施日時

10月27日(金)13時~17時

事前申込受付中  当日受付可

レザーギフトを作ろう
tokyo toff

体験内容:革に菱目打ち(刃物)とハンマーを使って新居穴を開け、専用の針と糸を使用して手縫をします。ハンマーを使用する際に大きな音が出ます。
お子様の参加には保護者の方の同伴が必要です。
所要時間:30~60分
料金:ベル型キーホルダー¥1,500、
パスケース¥2,500、カードケース¥3,000

台東館7階 展示商談会会場内ブースで実施

ブラストって何?~グラスアート体験会
株式会社ニッチュー 【ブース番号:B-66】

当日受付可

体験内容:ブラストマシンを使って、グラスアートの体験ができます。こちらで用意している星座のキャラクターをかたどったシールを、グラスに貼り付けて頂き、グラスの上から、ブラストマシンで、研削材(砂状のもの)を吹き付けて模様をつけます。
研削材が目に入ることもありますので、体験時は保護メガネの着用、体験終了後は、手を洗って頂く必要があります。
所要時間:約10分
料金:300円/名

手づくりお香体験
薫物屋株式会社みやび 【ブース番号:B-69】

当日受付可

体験内容:各種天然香原料を用いて、匂い袋・コーン型線香・練香を作るワークショップを行います。はじめての方でも簡単にお作りできます。和の香りがもたらす、安らぎをぜひご体験ください。
所要時間:約60分
料金:1,000円/名

浅草の北部エリアで毎年春と秋に開催されている革とものづくりのイベント「浅草エーラウンド」の協力で、工場見学ツアーを実施します。台東区の「ものづくりの技」、「ものづくりの物語」を、現場で体験してみてください。

ツアータイトル浅草地域の工房・ショップめぐり見学ツアー~靴ができるまで~
所要時間約1.5時間約3時間
実施日時①10月26日(木)10:30~12:00
②10月27日(金)10:30~12:00
①10月26日(木)13:30~16:30
②10月27日(金)13:30~16:30
募集人数10名10名
参加料1,000円1,000円
歩行距離(目安)全行程で約1km全行程で約4.5km
コース概要産業フェア2017の会場周辺は、歴史的に履物店が多く所在する地域です。近年、この地域に若手クリエイター・職人の工房兼ショップが次々にオープンしています。このツアーでは、靴やバッグなどの革製品を扱うショップを中心に、「新しい浅草」をご紹介します。台東区の地場産業のひとつである革靴製造業。1足の靴はいくつものパーツがつなぎ合わされ、さまざまな工程を経て完成します。また、高品質な浅草の靴は、単純作業に見えて実は高度な職人技によって作られています。
このツアーでは、一足の靴ができるまでの工程を追いながら、普段なかなか見ることのない、浅草北部に集積する町工場や職人技を間近に見ることができます。革靴ができるまでの道のりを歩いてみませんか。
ご注意点※参加料は、当日お受付時に承ります。
※当日はスニーカーなど歩きやすい格好でご参加ください。

ご参加を希望の方は事前申込をお願いいたします。
お申し込みをされた方は、お申込みの回の開始5分前までに、花川戸公園(南)の一般向け販売エリア内「インフォメーション」へお集まりください。

 

★「浅草エーラウンド2017秋」が平成29年10月20日(金)~22日(日)に開催されます!

工場見学やワークショップ、マーケットなど開催期間中はエリア内でイベントもりだくさん。ぜひこちらにもご来場ください。